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【No,3】
施設名: 稲川町デイサービスセンター
職名: 施設長 氏名: 高橋 みどり
最近思うこと


 光あふれる春の日、近くの稲川養護学校の卒業式に出席した。小学校5人、中学校6人、高校5人の卒業生である。高等部は晴れの第一期生だ。デイサービスに職場実習にきたS君もその一人であった。また背が伸びたようだった。

 現在、高齢者福祉は介護保険を中心に集約されていく様相で、不備は多々あろうが改訂を繰り返しながら進んでいくものと思われる。次にくるのが障害者福祉関係で、支援費制度も介護保険に組み込まれるかどうか目が離せない。また、“障害者を施設から街へ”と宮城県の発言も興味深い。私たちは高齢者対象の在宅福祉サービスを展開しているが、障害者のケアマネジメントも勉強していく必要があろう。
 卒業式はおごそかに、でも暖かく晴れがましく挙行された。二つほど、感じたことを述べたい。一つは先生たちの、付かず離れずのケアである。生徒達の間に入りながら、ある生徒が何かの行動に出ようとした場合、さっとそれに対処する。当たり前といえば当たり前だろうが、私にはとてもすごいことのように思えた。
 我が施設では利用者一人一人の身体状況や性格をきちんとつかんでいるだろうか。そしていざというとき、すばやく対処できるだろうかということである。相手に対する愛情や尊敬の念がなければ難しい。相手を知ることが望ましい個別援助計画の基本であろう。

 もう一つはPTA会長さんの祝辞の中の『チャレンジド』についてである。挑戦者(チャレンジャー)ではなく『挑戦させて頂けるもの』という受け身的意味を持つという。神から選ばれた子どもたちに明るい未来がくるように祈りつつ帰路についた。

 春を迎え、我がデイサービスも多くの人でにぎわうように努力していきたい。




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