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職名 秋田県老人福祉施設協議会
氏名 会長 渡辺 忠陸
豪雪災害に伴う除排雪の徹底及び介護老人福祉施設等の定員超過利用並びに介護保険事業の運用について



 秋田県老人福祉施設協議会では、昭和48年豪雪に匹敵する雪害に見舞われ、会員施設における雪害の実情を鑑み、秋田県並びに秋田市に対して、1月13日(金)以下の内容で要望書を提出いたしました。

 記録的な豪雪に見舞われている本県では、幹線道路をはじめ住民生活に密着している小路等の除排雪が進まないため、日常生活に大きな影響がでてきております。
 とりわけ、介護サービスを利用し、在宅で生活している要介護高齢者は、通所介護サービスの移送車が利用者宅に到着できなかったり、移送時間が通常の3倍以上要するため、サービス利用を断念する状況が数多く発生してきております。

  同じく、訪問介護・看護サービスにおいても、約束の時間帯に訪問できなかったり、中止を余儀なくされる中で、食事提供や入浴、看護サービス等がままならない実態にあります。
 しかも、これから本県では降雪が本格化する時期を控えており、この状態が長期化した場合、在宅で介護サービスを必要としている高齢者の生活の安全確保は非常に厳しいものが予想されます。

  つきましては、次の事項について早急に対応して下さいますようお願い申しあげます。
1.在宅介護サービス利用者や施設で生活する利用者の生活の安全を確保するため、
施設の取付け道路やデイサービス事業の移送経路の除排雪を優先的に実施して頂きたい。
2.在宅で生活している要介護高齢者(要介護認定上非該当高齢者も含む)が希望し
た場合、介護老人福祉施設や短期入所生活介護の定員枠を超えて利用できるよう、緊急措置を構じて頂きたい。
 なお、この場合、介護報酬請求上の減算対象にならないよう合せて措置を構じて頂きたい。

※本会からの要望に対し、秋田県並びに秋田市とも、現状の厳しさに理解を示していただき、要望1の除排雪については担当部署へ本会要望を伝達いただき、要望2については、厚生労働省への照会について、ご検討いただくこととなりました。




秋田県老人福祉施設協議会
〒010-0922 秋田市旭北栄町1-5 秋田県社会福祉会館内
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