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【No，5】
施設名：
養護老人ホーム愛宕荘
職名：
施設長
氏名：
今泉 與一郎
愛宕荘の改築計画に思う
現在、愛宕荘を改築する計画が進んでおります。これまでも何度か話があったのですが、いつの間にかに立ち消えてしまいましたので、利用者の皆さんは今回の話もあまり信用してはいないようです。しかし、今度ばかりは移転の場所もほぼ決定しており、まず本物とみて間違いないと思われます。 建築後31年が経過し、老朽化によるありとあらゆる箇所の修理修繕が日常茶飯事のようになってきている現状、あるいは四人部屋の狭いスペースで窮屈な思いをしながら生活している利用者の皆さんの気持ちを考えてみましても、この改築計画が順調に進んでくれることを願わずにはいられません。
ただ、同部屋の方との仲がどうとかこうとかという話は、時折耳にしますが、お世辞にも快適とは言えない生活環境に対して不平不満が表立って聞こえてこないのはどういう訳なのでしようか。自分が愛宕荘に入所しなければならなかった事情を思えば、これくらいの不便な環境は我慢しなければと思っているのか、あるいは施設というものはこういうもんだとあきらめているのか、それとも職員に訴えても無駄だと思っているのでしょうか。利用者一人ひとりの真意のほどはよくわかりませんが、いずれにしても、入所者が暮らしやすく、かつ職員が皆さんをお世話しやすいという施設を一日も早く建ててほしいものです。
この計画を進めるために設置された改築検討委員会から、現場の立場からの意見や要望を出してほしいと依頼され、今がチャンスとばかりに思いつくままに様々な設備の要求をしてみました。これを全部取り上げてもらうとなると、都内の高級ホテル並みのすばらしい施設が出来上がるということになりますが、利用者全員が喜ぶような設備を一つでも多く取り上げて整備してもらえればありがたいと思います。
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秋田県老人福祉施設協議会
〒010-0922 秋田市旭北栄町1-5 秋田県社会福祉会館内
TEL 018-864-2715 FAX 018-864-2877
現在、愛宕荘を改築する計画が進んでおります。これまでも何度か話があったのですが、いつの間にかに立ち消えてしまいましたので、利用者の皆さんは今回の話もあまり信用してはいないようです。しかし、今度ばかりは移転の場所もほぼ決定しており、まず本物とみて間違いないと思われます。 建築後31年が経過し、老朽化によるありとあらゆる箇所の修理修繕が日常茶飯事のようになってきている現状、あるいは四人部屋の狭いスペースで窮屈な思いをしながら生活している利用者の皆さんの気持ちを考えてみましても、この改築計画が順調に進んでくれることを願わずにはいられません。
