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【No,17】
施設名:
ケアハウス土崎
職名:
施設長
氏名:
泉 正樹
ケアハウスの現状と今後について
ケアハウスとは、可能な限り在宅で生活したい。しかし、そうするには身体的・精神的に不安があるという方々にできるだけ在宅に近い環境で日常の基本的なサービス(食事・入浴など)を提供し、高齢者のケアに配慮しつつ、自立した生活を確保するための福祉機能と生活機能を併せもった施設のことです。
そのためケアハウスは、自立可能な高齢者を支援する施設であると位置付けられています。さらに噛み砕いて言うならば「元気なお年寄りの皆様が生活する三度のお食事のついているマンション」となります。そして、そのサービスの内容は、特別養護老人ホーム等とは異なり、身体的な介護よりも、生活支援が中心になっています。すなわち、自宅のようなプライベートな空間を確保しながら日々の生活を送り、介護が必要な状態になった場合には、各制度を利用した自立生活を目指すことを目的とした施設がケアハウスです。
また、近年は、新型ケアハウスと呼ばれる施設も登場し、企業が公共用地に建設したケアハウスを自治体が一旦買い取り、その企業に貸し出すというPFIのBTO方式をとり、民間企業がケアハウスの運営を円滑に行えるようになっています。更に新型ケアハウスは、従来同様、全室個室で入居者10人程度を一つの単位として、小規模のグループケアユニットに分かれた構造とし、入居者は原則として要介護1以上の要介護者を優先とし、介護保険法に基づく特定施設入所者介護の指定を受け、特別養護老人ホームと同等の介護サービスを提供出来るようになっています。これにより、入居者の要介護度が高くなっても退居することなく継続して生活することが可能となり、終身介護付きの個室を希望する高齢者のニーズにも応えられる高齢者向け居住施設として期待されています。
PFI…社会資本の整備を民間の資金・経営能力・技術的能力を活用して行う事業整備手法のこと。
BT0…PFI事業者(民間)が資金を調達して施設を建設、その後所有権を公共側に移転し、事業期間中の運営をPFI事業者が行うものをいう。
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