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【No，52】
施設名：
特別養護老人ホーム金寿園
職名：
施設サービス課 副主任
氏名：
船山 元
オムツアンダープロジェクトの取り組みについて
金寿園では、昨年度より重点目標として個別ケアを実施しています。流れ作業を行わず個人の生活スタイルに合わせた個別の介助をさせていただくというものです。
その中で、オムツアンダープロジェクトも開始しました。流れ作業のオムツ交換を廃止し、個別の排泄パターンを探る等、オムツ使用者の現状の把握、見直しに取り組みました。オムツ使用からパンツ使用に変更することを目標としたのです。
最初は利用者の負担にならないよう注意しながら、尿意がある、なしに関わらず、できるだけトイレで排泄していただくことからはじめました。徐々に食前、食後を中心にトイレに向かったり、尿意を訴える利用者が多く見られるようになりました。
定時のオムツ交換では、利用者は、尿意はもとより皮膚の感覚まで薄れてしまいます。個別の時間にトイレで排泄をし、パンツを使用することで、皮膚の感覚を取り戻すことは、他の日常生活にも良い影響がみられました。職員とのコミュニケーションの機会にもなり、遠慮がちの利用者も積極的に話しをしていただけるようになったと感じています。
オムツ使用者58%からスタートし、現在は28%まで減少しています。今後も車椅子アンダー等他のプロジェクトと連携しながら個別の生活スタイルができる介助を行っていければと思っております。
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秋田県老人福祉施設協議会
〒010-0922 秋田市旭北栄町1-5 秋田県社会福祉会館内
TEL 018-864-2715 FAX 018-864-2877
金寿園では、昨年度より重点目標として個別ケアを実施しています。流れ作業を行わず個人の生活スタイルに合わせた個別の介助をさせていただくというものです。
