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【No,59】
施設名: 養護老人ホームひらか荘
職名: 主幹兼係長兼生活指導員 氏名: 森田 栄一
施設の現状と少しの思い


 私の勤務する「ひらか荘」は、昭和28年5月11日に浅舞養老院として開設され、昭和51年4月1日に横手・平鹿広域市町村圏組合立養護老人ホームひらか荘として現在地に移転、今日に至っております。
 今までの延べ利用者は8/1現在、380人であります。定員50人で1市7町3村から男性17名、女性33名が利用されています。今、介護保険制度の導入により措置から契約の時代となり、養護老人ホームにも改革の波が押し寄せてきている。また、情報公開、苦情処理問題等含め、一昔を懐かしむような、ほのぼのとした雰囲気のあった施設とは違って、常に注視を浴びる存在になってきている。少子高齢化の時代背景と重なり施設の持つ重要性はさらに高まってはいくだろうし、様々な老後の生活スタイルとしての一つの選択肢であり続けることは間違いないだろう。

  現在、利用者の重度化が当施設でも進んできている。介護度1〜4の方が31人もいます。痴呆の方も増えて処遇面、施設の機能面で的確に対応できているか不安がある。自立を前提とした施設の中で進行しているこれらの問題点に対し、試行錯誤しながら日々、職員一同で対応に追われているのが現状であります。

  これからの養護の在り方として、近いうちに方向性が出されてくることとは思いますが、話では一部が介護保険を利用される方と、残りは従前の措置制度の利用者とになっていくと聞いております。どう変わっていくかは想像できませんが、現行制度の矛盾や問題点が整理され、利用者やそこに勤務する者にとってお互い信頼関係を高め、利用して良かったと言われる施設づくりを目指して、他施設の取り組みなど参考にしながら研鑽し自己をも高めながら進んでいけたら、それに近い施設づくりに一歩でも前進できるのかなと思います。




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