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【No，65】
施設名：
特別養護老人ホーム幸寿苑
職名：
主任介護員
氏名：
谷藤 ユキ子
ドライブ報告書からの抜粋
小雨のぱらつく７月14日“キグレサーカスを見に行こう”と今回は６名の入所者が参加しました。
秋田市までは車で２時間の長旅となるため、朝８時頃出発し、途中めったに食べる事のない“ほか弁”を購入し現地に向かいました。
テントに入ると、外の高湿度とは対照的に、エアコンがきいてさっぱりと涼しく感じました。関係者の取り計らいにより、一番前の席で見る事ができて大変ありがたかったです。
ショーが始まり、象の曲芸、空中ブランコ、鉄球の中での３台のオートバイのスピードと、爆音を出しながらの運転にはスリルと興奮に手に汗を握りながらの見学でした。入所者の様子を伺うと、誰もが目を輝かせながら見入っていましたが、約１名はどんなに大きい音がしようと最初からずっと居眠りを繰り返していました。しかし、正面のカーテンが上がり、カラフルな美女達が踊り出すと、今まで寝ていた彼の目が大きく開き、“目が点”になっていたのには、思わずスタッフも顔がほころんで、彼に“なーんだ起きてたのかー、”“きれいだべー”というと、“ふふふ…”と目をほころばせているのでした。
昼食を摂ったのは、ショーが終わったあとの１時頃になったため、空腹も手伝い、普段少食の方も“ほか弁”を夢中になって食べておられたのにはびっくりしました。
あいにくの天気ではありましたが、入所者にとっては普段味わう事のできない体験をし、それなりに楽しい１日を過ごすことができたのだろうなと、６名の寝顔を見ながら帰路についたのでした。
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秋田県老人福祉施設協議会
〒010-0922 秋田市旭北栄町1-5 秋田県社会福祉会館内
TEL 018-864-2715 FAX 018-864-2877
小雨のぱらつく７月14日“キグレサーカスを見に行こう”と今回は６名の入所者が参加しました。
あいにくの天気ではありましたが、入所者にとっては普段味わう事のできない体験をし、それなりに楽しい１日を過ごすことができたのだろうなと、６名の寝顔を見ながら帰路についたのでした。
