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【No，72】
施設名：
阿仁町養護老人ホームもろび苑
職名：
生活相談員
氏名：
吉田 一江
ユニットケアについて
阿仁町養護老人ホームもろび苑は、施設の老朽化に伴い2003年に従来の一体型施設から一転し、ユニットケアを導入することとなりました。
もろび苑の“もろび”とはアオモリトドマツの別名で、森吉山の高地に群生し、風雪に耐える姿が美しいので、入居者も“もろび”のごとくあってほしいとの意味から、この名前がつけられました。
もろび苑は古い民家を移築した民家棟、昔なつかしい「蔵」をイメージしたデイサービスステーション、かつての鉱山の町の象徴であった異人館を思わせる造りの居住棟で構成されています。
各ユニットにはキッチン、食堂、談話コーナー、バスなどがあり、キッチンにはシンク、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、電磁調理器、リビングボート、茶器などが備えられています。
食事は厨房から運ばれてきますが、簡単な調理や盛り付けはユニットで行われており、温かいものは温かく、冷たいものは冷たいままで提供できるよう心がけています。スタッフと入居者が会話を楽しみながら家庭的な雰囲気の中で食事を摂ることができるのもユニットならではの特徴だと思います。
スタッフは、入居者と触れ合うことによって一人一人のことがよくわかり、その方の生活スタイルに合わせながら、細かいところに手が届くケアができるようになってきました。この一年半の間に、ユニットそれぞれの特徴をもちながら生活感が感じられるようになり、その中で、入居者はゆったりとした時間を過ごされております。
ともすれば日常業務に追われがちになりそうな毎日ですが、入居者との時間の共有を大切にしながら、日々安心して楽しく暮らしていただけるよう努力していきたいと思います。
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秋田県老人福祉施設協議会
〒010-0922 秋田市旭北栄町1-5 秋田県社会福祉会館内
TEL 018-864-2715 FAX 018-864-2877
阿仁町養護老人ホームもろび苑は、施設の老朽化に伴い2003年に従来の一体型施設から一転し、ユニットケアを導入することとなりました。
