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【No,106】
施設名:
特別養護老人ホーム大平荘
職名:
施設長補佐兼主任生活相談員
氏名:
桜井 亮子
スターの活躍と豊かな生活
大平荘では、今年度から介護士の勤務表の中に、「スター」と呼ぶ役割をつくりました。
毎日の勤務を早番、日勤、遅番、夜勤と分けた体制で行っており、勤務表上で遅番は、△と記しており、従来3名で行っておりました。今年度は、それを4名とし、その中の1名を☆「スター」(△を二つ組み合わせたもの)とよぶことになった訳です。
「スター」は、介護士たちの「もっと、ゆっくり、じっくり、大平荘のおとしよりの皆さんと接したい」という声から生まれました。介護士たちは、朝の起床の援助から、排泄、食事、入浴、就寝の援助まで、ずっと綿密でとり落しがないように組まれた援助のスケジュールの中で仕事をしており、ともすれば、機械的に流されがちになります。このような反省から、スター誕生!となった訳です。
スターは、その日の介護士の中では最も華やかで、輝かしい存在となります。主にホールにいらっしゃる利用者に寄り添う勤務なのですが、一人ひとりの介護士の個性で、様々な楽しいふれ合いが持たれております。
最近よく行われているのが、かるたとりです。また、ぬり絵も人気のようです。今年の文化祭は10月30日に行われたのですが、その作品展示にも多くのおとしよりの皆さんのぬり絵の作品が飾られました。その色づかいや熱心さなど、これまで気づかなかったおとしよりの個性を見つめ直すこともできました。
様々な取り組みで、おとしよりの皆さんには、より豊かな生活を送っていただけるように、また、職員にとっては、介護士としてさらに成長できる機会となってほしいと願っております。
※追伸…豊かな生活といえば、11月17日、イトーヨーカドーで「ふれあいショッピング」ということで、おとしよりから要望があった品物を中心に、様々な品をそろえて大平荘に来てくださいました。
おまんじゅうを買う方、服を選ぶ方、帽子をかぶる方、シャトー美容室からカットをしていただく方等々、皆さんとても真剣で、しあわせなお顔をしておられましたヨ。
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