秋田県老人福祉施設協議会ホームページ トップページへ
協議会概要
 会長あいさつ
 目的/組織構成
 事業内容  
お知らせ&研修会
 お知らせ
 研修案内
会員施設
ご利用にあたって
会員リレーコラム
特集ページ
リンク
リンク


【No,134】
施設名: 特別養護老人ホーム雄水苑
職名: 介護士 氏名: 佐々木 幹紀
雄水苑の取り組みと特徴


 介護保険制度も社会全体にうまく溶け込み、被保険者側でも制度を十分に理解され、年々その利用度、重要度が増してきています。私ども特別養護老人ホームにとってもその影響は大きく、利用者側からの選択=どのような施設が望まれるのか、日々追求し、努力しているところです。
 昨年の3月頃より、雄水苑でもユニットケアへの転換を図ることに決め、試行錯誤を繰り返しながら、段階を踏んで取り組んでいるところですが、ハード面の問題があり(はっきり言って昔ながらの施設構造)のため、各ユニットの共有空間の確保など、問題山積み状態でした。そこで重要なのはユニットケアの利点、欠点をしっかりと把握し、今の施設でできる、最高のサービスを提供できるユニットケアづくりをしていこうということでした。幸い今の時代はインターネットなる便利なものが普及しており、そこには各施設の取り組みや、成功例、失敗例、似たような建築構造での実践例などもあり、それらを参考に会議を重ね、また職員の施設研修も取り入れ、ソフト面での改善を中心に取り組んでまいりました。「家庭的環境」「個々のニーズへのより深い対応」言えば立派なことですが、ともすれば介護側の自己満足になりかねないこの取り組みも、現在は利用者の皆様の反応から、間違いじゃなかったと再確認しているところです。

  雄水苑の利点も欠点も若い介護職員が多いこと。半数以上は30歳にも満たない者です。でも私は恥じることなく施設の特色として挙げることができます。経験不足は否めず、ベテランのようなプロフェッショナルな対応は他施設と比較しても劣るかもしれません。でもそれを補う明るさや活気で施設は満ちており、いつものお茶飲みや、クラブ活動などでも利用者にとっては孫のような年齢の職員に囲まれ、笑顔は絶えません。足りない部分は年配の介護士が補うものとして、この明るく活気ある雄水苑で、充実した生活を送っていただけるよう、この利点の部分である特徴は大切にしていきながら、施設全体のレベルアップを図っていきたいと思います。

 




秋田県老人福祉施設協議会
〒010-0922 秋田市旭北栄町1-5 秋田県社会福祉会館内
TEL 018-864-2715 FAX 018-864-2877
お問合せはこちらからどうぞ。