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【No,138】
施設名:
特別養護老人ホーム ロートピア緑泉
職名:
介護職員
氏名:
三浦 満智子
寄り添うケアを目指して
私たちの施設、特別養護老人ホーム「ロートピア緑泉」は開設し12年目を迎えようとしておりますが、5年前よりユニットケアの考え方を導入し、入所者50名にショートステイ10名を含め60名を20名ずつ3つのグループに分け実施しております。初めはユニットケアと言われても何からどの様にしていけば良いのかわからなかったのですが、まずできる事からと思いグループ毎に排泄介助から始めました。次に入浴、食事等と徐々にグループに分けていきました。そして今は、グループの職員がグループの入所者のケア(寄り添うケア)を徹底して行なえるようになってきております。
グループケアになったことにより以前よりも外出の機会が増え、なるべく利用者の希望を取り入れながら、行きたいときに行きたい所へ出掛けられるようになってきております。そして、昨年はキグレサーカスの見学に外出することができました。これまでそれほど遠方への外出を計画したことがありませんでしたが、家族の方々にも声を掛け、協力をもらったことにより一緒に外出することができました。
入浴では数名の方ではありますが夜間入浴を実施しており、夕食後に入浴してもらっております。入浴してもらうと「夜、良く眠れる」等と言ってくれる為、今後も継続して行なっていきたいと思っております。
食事では昨年よりバイキング式の食事会を計画し、食事の場所を替え入所者と職員が一緒に昼食を食べる行事を各グループが月に1回程行なっております。この食事会では、バイキング式なので入所者が食べたい物を選ぶことができ、又、職員も一緒に食べることにより少しでも家庭的な雰囲気を出すことができ入所者からも好評であり、入所者と職員が一緒に楽しめる行事の一つとしております。
まだまだ発展途上ですが、これからもこの様な行事をたくさん計画していき、最終的にはそれが行事ではない日常の出来事だと思えるように、そして今以上に入所者の方々から喜ばれる施設になるよう頑張っていきたいと思っております。そして、入所者の方々一人ひとりがその人らしい生活を送れるよう、又、毎日安心して生活できる場を提供していきたいです。
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