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【No，162】 |
| 施設名： 特別養護老人ホーム 魁聖園 |
| 職名： 事務局長 |
氏名： 宮崎 修二 |
| 社会福祉法人のあり方 |
社会福祉基礎構造改革によって、行政から自動的に入居者が送り込まれた措置の時代から、介護サービスの対価としての介護報酬に依存する制度が始まった。
それによって利用者との契約により、利用者を集める営業が必要となり、一般の民間企業と同じ立場におかれるようになった。事業者間の競争により、より一層のサービスの質の向上や選択の可能性が利用者に広がり、施設は選ばれる時代に突入していくであろう。
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よって、利用者のニーズにこたえられない事業者は市場から撤退していくであろう。
こうしたことから、これからの社会福祉法人に求められるものは、これまで社会福祉法人の得てきた既得権を見直し、資金運用の柔軟性や自由度を増していきながら、規制緩和を行い、民間企業との対等の条件で競争し、多様な選択肢の確保が必要になっていくだろう。
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また、今後の社会福祉は、在宅と地域と社会福祉法人との双方向性の確立や、処遇段階及び状態変化に対応できるサービスや能力組織の構築等が一層進むと思われる。
よって、社会福祉法人の役割と本質は、現代の社会福祉の実情と流動化にあわせながら、公共性･公益性を強調し、専門性の育成や地域福祉に必要とされる様々な調整機能や、家庭･地域との連携をとっていく役割を担うことが重要であり、そうした中で公共性にふさわしい創造的民間事業性の発揮が不可欠であると考えます。
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