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【No,163】 |
施設名: 軽費老人ホーム(A型)大野台エコーハイツ |
職名: 介護職員 |
氏名: 三浦 純子 |
利用者とのふれあい |
人生経験豊富な人達と生活して、1年5ヶ月が経過しましたが、皆さんのあまりの元気さに驚かされます。
利用されている人で90歳以上の人が、9月1日現在で6人、全員が薬の自己管理可能とビックリさせられ、表情の豊かさ、心の寛大さなど、健康維持のための第一歩が伝わってきます。
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また、食事の提供という軽費老人ホームA型の特徴を最大限に発揮させるにあたり、食堂の環境もあると思うのです。
明るさ、広さ、目に優しい暖かい雰囲気、イスは2色使用の配置など、落ち着いたイメージの食堂だと考えます。
最も楽しみの食事は、アンケートにより調理方法、量、好む食べ物、食べたいメニューを聞いたり、和・洋・中のバランスを考えたり、魚と肉、天ぷらとうなぎ、うどんとソバ等の選択メニューも、利用者の皆さんの楽しみでもあります。
今日はこっちを食べたい気分だな−と考えて、結論を出す光景は、生きるための楽しみは“食”であるということを教えてくれます。
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各テ−ブルに介護職員がすわり、一緒に食事をし、会話や見守り、小さな支援をする訳ですが、その時の小さな変化、例えば「今日は飲み込みが悪かった」「食欲がなかった」「塩分の多い副食を持参していた」なども見逃さないで、おいしい食事の時間になるようにしています。
“食”に関しての一番の問題は、食事を提供しているにもかかわらず、今までの食生活が忘れられず、塩分やカロリーの多いものを間食して思う存分食べているということです。
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今までの食事でこれまで元気に生きられたということもあるかも知れませんが、塩分の取り過ぎが騒がれている現在は食べない様にと声掛けされる方が一番のストレスだと考え、少なくする様にと声掛けをしています。
結論として、人生は健康な体と心を維持し、寝たきり防止、認知症防止につとめて、毎日を楽しく送れます様に見守って行きたいと思います。
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