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【No，181】
施設名：
樹園養護老人ホーム
職名：
栄養士
氏名：
木元 裕美
「実りの秋から」
暑い夏が過ぎ、食の進む季節になりました。
私たち樹園養護老人ホームは、９月に葡萄狩りへと出掛けました。天候にも恵まれ、葡萄畑の木々の隙間からキラキラと太陽の光がもれ、とても綺麗でした。
葡萄も大きく実って艶があり、黒い宝石のように見えました。葡萄の種類はキャンベル、スチューベンがありました。
最初は、試食に夢中だったみんなも、カゴとハサミを手に持ち、少し低い葡萄の木を見上げ始めました。どれが美味しそうか、こっちのほうが大きいなど夢中になり葡萄を採りました。たくさんのお土産を手に帰りのバスの中は楽しかったという声と共に園に帰りました。残念ながら行けなかった人たちにも食事のときにお土産の葡萄がつきました。
10月に入ると、少し早いのですが紅葉旅行で天鷺村に出掛けました。そこでは、天鷺村の中の食堂で昼食をとりました。珍しい外食にみんなの箸も進んでいたように思います。
また、重くなって首を下げた穂が刈られ、美味しい新米の季節です。樹園では新米が入ると、だまこ鍋を作ります。鶏のがらや、たくさんの野菜キノコでだしをとり、じっくりと煮込んだだまこ鍋をみんなで食べました。
「美味しいね」「おかわり」という声に私たち作り手の方は喜びを感じなながら、おかわりの並んだどんぶりにだまこ鍋を盛り続けました。美味しいだしが染みただまこ鍋をほおばりながら、実りの秋の味を実感しました。
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秋田県老人福祉施設協議会
〒010-0922 秋田市旭北栄町1-5 秋田県社会福祉会館内
TEL 018-864-2715 FAX 018-864-2877
暑い夏が過ぎ、食の進む季節になりました。
最初は、試食に夢中だったみんなも、カゴとハサミを手に持ち、少し低い葡萄の木を見上げ始めました。どれが美味しそうか、こっちのほうが大きいなど夢中になり葡萄を採りました。たくさんのお土産を手に帰りのバスの中は楽しかったという声と共に園に帰りました。残念ながら行けなかった人たちにも食事のときにお土産の葡萄がつきました。
10月に入ると、少し早いのですが紅葉旅行で天鷺村に出掛けました。そこでは、天鷺村の中の食堂で昼食をとりました。珍しい外食にみんなの箸も進んでいたように思います。
「美味しいね」「おかわり」という声に私たち作り手の方は喜びを感じなながら、おかわりの並んだどんぶりにだまこ鍋を盛り続けました。美味しいだしが染みただまこ鍋をほおばりながら、実りの秋の味を実感しました。
