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【No,194】
施設名: 幸楽園在宅介護支援センター
職名: 相談員 氏名: 菊地 亨
徒然なるココロ・・・


 私が支援センターに戻ってから、もう一年が経過しようとしておりますが、
そこで徒然と感じた事をお話しします。

 最近、世界規模の天変地異というか、災害のニュース報道が多いなと思いませんか? しかし、映像としてみる被災地は被災者でない我々にとって、いまひとつピンとこない世界でもあります。次々と新しい映像が飛び込み、心が痛みを感じ、痛みが満ちる前にまた新しい映像が流されます。ようするに心が災害報道や悲しみに麻痺した感覚になっています。




 私はたまに、この様な心の状態から抜け出したいために、一週間ほど報道断ちをします。一週間ほどテレビや新聞、もちろんインターネットも見ないのです。『心の断食』といいますか、情報の遮断です。

 最初は無意識に、テレビをつけようとしたり、新聞を手に持ってしまいますが、三日も経てば慣れてしまいます。ただし、小説や音楽等は見たり聞いたりします。小説や音楽が心地よく集中でき、とても体に染み込んでくる感覚になります。自然に触れる機会も多くなり、空なども見上げてしまいます。実にゆったりとした、それでいてクリアな気分です。でも、お酒の量が増えるのはどうなんでしょうか?

  さあ、一週間経ったら情報の開放です。頭が真っ白な状態にゆっくり新聞を広げてみます。( テレビは早口で、刺激的な映像のラッシュなので、まだつけません。 )大見出しを見た時点で、いつもと変わらない自分がいます。大自然の中、ひとりで一週間過ごした訳ではありません。仕事をしながら、家族や友達と一緒に過ごした一週間です。そんなに、変わるはずはないんですが・・・

  ただその間、心地いいなとか、緑はいいなとか、少しでも感じる心があるというのを、思い出す事が大切だと思います。そんな自分を取り戻したら、明日も、11月26日(土)秋田駅東アルヴェで行われる『在宅介護支援センター・フェア2005』も、頑張りましょうか!!




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