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【No,214】
施設名: 松寿会軽費老人ホーム(A型) だいせん
職名: 生活相談員 氏名: 佐々木 均
こんにちは、軽費老人ホーム「だいせん」です


 「だいせん」(軽費老人ホーム(A型))は、60才以上で、お部屋の掃除や洗濯など身の回りのことが一通りできる比較的元気な方々に、安い費用でご利用いただく老人ホームです。 
 昭和56年に秋田市新星の閑静な住宅地に開設されましたが、この地は交通の便に恵まれ、官庁支所や医院、銀行、スーパーなども近くにあり、立地条件に恵まれています。
 「だいせん」が開設された頃の施設・設備の基準は、今と比べると勿論見劣りのする不十分なものでしたが、「だいせん」では洗面、トイレ、電話つきの全室個室にするなど当時としては極めて先進的に作られたものでした。
 定員は50人ですが、最近ご利用いただく方々の平均年齢は高くなり、当初に考えられたような比較的元気な方ばかりでなく、日常生活に色々な支援を必要とする方が年々増えてきています。現在では利用者の約45%が何らかの介護保険による介護認定を受けております。
 時代の推移により、利用者の状態が変わってくると、開設当時はモダンであった「だいせん」も、さすがに構造、設備が必ずしも十分とは云えず、これまで浴室や食堂など大規模な改修を重ねて、利用者にできるだけご不便をかけないよう努めてきました。今後は2階への昇降装置の取付けなども考えて参りたいと思います。

  軽費老人ホーム(A型)は、もともとご利用いただく方々に、食・住を提供するばかりでなく、自力で地域での生活が普通に出来るように生活を支援することが日的であり、特に、当時は認知症対策が大きな社会問題として脚光を浴びてきた頃でもあり、それを予防するための支援機能も期待されたものでありました。
 現在、介護認定を受けている方々の中には認知症の方もおりますが、「だいせん」では、こうした当初期待された機能が充分発揮できるように、ハード面の不十分な点を補いつつ、日々のサービス提供に工夫を凝らしながら職員が一丸となってソフト面の充実に努力しているところです。

  「だいせん」の職員が一番願っていることは、利用される方々が一日でも長く、ここで生活していただきたいということです。しかし、高齢になるとともに介護を必要とする度合いが高まりますと、設備などの関係で他の介護施設へ移っていく方もおり、これは職員にとって、大変辛いことです。
 このような時には、これから先も利用者の生活が大切にされ、安心して過ごせる一番良い方法は何かについて、ご家族や介護支援センター等関係機関との話し合いに努めているところです。
 これからも、皆様のご要望に添えるように、一層努力して参ります。どうぞ皆様のご利用をお待ちしております。




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