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【No,231】 |
施設名: 養護(盲)老人ホーム 松峰園 |
職名: 生活相談員 |
氏名: 冨野 久巳 |
相手の目線に立ってやさしい声掛けを! |
おおむね65歳以上で視覚に障害を有し、環境上の理由とあわせて経済的理由により在宅での生活が困難な高齢者が生活する場…それが「養護(盲)老人ホーム 松峰園」。県内で唯一の視覚障害者の養護老人ホームであり、利用者の措置・出身地が12市3町村と全県にわたっているのが特徴である。
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視力にハンディがあるということは、身体的にも精神的にも弱くなりがちであり、とても不安なことではないだろうか。情報は、耳からの“音”や“言葉”が頼りになる。それだけに利用者の援助にあたっては、話し方や接する態度にとても敏感に反応するということを常に考慮しなければならない。
松峰園の職員は、いつも「相手の目線に立ってやさしく声掛けを!」ということをモットーにして、コミュニケーションによるスキンシップを図った生活支援ができるように心がけている。
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今、養護老人ホームの見直し(改革)が進められている中、これまで以上に視覚障害のある高齢者の拠り所として、入所希望者の確保と利用者の自立生活の援助、要介護者への対応を図りながら、その特殊性と専門性の役割を果たすことが求められているのではないだろうか。
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介護保険制度の導入により、新型養護老人ホームに変革しても、利用者一人一人がせめて「今日一日は楽しかった」と思っていただけるような生活支援をこれからも取り組んでいきたいと考えております。
“ここで安心して暮らしていける〜!”と心から思っていただけるような施設をめざして…。
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