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【No,229】
施設名:
特別養護老人ホーム かくのだて桜苑
職名:
介護士
氏名:
細川 まゆみ
施設利用者の介護予防
特別養護老人ホームは、要介護状態である高齢者の生活の場であり、そこで暮らすということは、利用者がそこで年齢を積み重ねるということでもあります。
当施設は、昭和59年に開設、特養入所54名、ショートステイ16名を併設しております。利用者の平均要介護度は4.16となっており、重度の要介護者が多くを占めています。
介護保険制度改正によって始まる「介護予防事業」とは、どのようなサービスで、どのように展開されていくのでしょうか。
当施設の現状は、利用者がすでに介護を要する状態であり、生活全般に援助を要する状態にある利用者が大半である為、介護予防の状態には当てはまらず、さまざまな心身機能の悪化を防止して、現状の機能を維持しながら、生活状況が悪化しないようにすることが、介護予防につながるのではないかと思います。
さまざまな障害を抱えていても、利用者が生活者として生き生きと自分らしく暮らせるとは、どういうことなのか。利用者の持っている機能を最大限に生かし、また小さな改善でも利用者の意欲につながるように対応していくことが予防にもつながるものと思います。
住めば都というけれど、築20年の当施設の居心地はどうだろうか。利用者にとって、サービス利用の選択基準は何か。施設で暮らしていても「楽しかった」「幸せだった」と思ってもらえるように、介護職の努力とケアの頑張りで、利用者の望む幸せな暮らしへとつなげて行きたいものです。
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