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【No,233】 |
施設名: 藤里町指定通所介護事業所 |
職名: 生活相談員 |
氏名: 鎌田 佐智子 |
介護予防についての取り組みで思うこと |
秋田と青森の県境に位置する藤里町。世界遺産白神山地のふもとで、私たち藤里町指定介護通所事業所は、 藤里町よりその業務を委託され藤里町社会福祉協議会がサービス提供を行う形となっています。
月間の利用者は約100名、1日の利用定員は35名、水曜日が定休で一週6日のサービス提供を行っています。
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利用者の内訳は要支援が12%、要介護Tが54%、要介護U〜Xが34%の割合を占め、今年4月から始まる介護予防サービス(新予防給付)の対象者 となりそうな利用者の占める割合が高いのでは・・・という予測より、昨年末に厚生労働省より公表された「地域包括支援センター業務マニュアル」を参考にして対象者の抽出を試みてみました。現在、要支援・要介護Tと認定されている利用者の半数弱の利用者が対象となるのではないかと思われます。
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想定される利用者や施設の設備環境等の状況を見ながら、厚生労働省が推進する介護予防メニュー@筋力向上(パワーリハビリ)・転倒予防、A栄養改善、B閉じこもり予防、C口腔ケア、これらのメニューに対してどのようにして取り組んだら良いか、また現在サービスを利用されている方々が混乱しないためにもどのようなメニューが望まれるのか、効果的なメニューにはどういったものがあるかなど、4月からの具体的な内容をあれこれと考えながら、今月末に厚生労働省から発表される内容を、首を長くして待っているといった今日の状況です。
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4月からの事を考えるにしても、その公表から準備・開始までの期間が短く感じるのは私たちだけなのでしょうか。せめてもう少しその期間があれば・・・と痛切に感じながらも気持ちは焦るばかりです。
しかしながら私たちは、今後積極的に介護予防サービス事業に取り組み、地域の高齢者の方々が、健康で快適な暮らしが送れるように努めていきたいと考えております。
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