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【No,234】
施設名: 特別養護老人ホーム 松波苑
職名: 介護支援専門員 氏名: 柴田 恭二
「個別処遇計画から施設ケアプランへ」


 施設で専任として介護支援専門員を拝命されており、よその施設の介護支援専門員からは、うらやましいと言われている立場において、さてさてその実態は・・・・・・。
 ケアプランにはこれで完璧というものは無いといわれるが、少なくても利用者にとって今はこれがベストというブランを作ろうと日々奮闘しているしだいである。

◎「残された人生をどのように生きるか」ケアプランは支援計画
◎小さな変化に気づくことができるケアプラン
◎「いつ、どこで、誰が、何を、どうする、合理的な役割分担を再確認するもの」

との思いからケアプランの作成に携わってきたが、自分のモチベーションの低さからと思うが、集団生活を基礎としたケアプランになってしまっているのが現実である。
 金太郎飴のように画一的なプランではないにしろ、個別的なニーズを納得できる形で盛り込んだケアプランとは言い難いものであった。
 現場で提供しているさまざまなサービスには、それなりの自信を持ったものも見られたが、さてケアプランの内容はとなると納得ができるものとは程遠いのが実情である。

  ICF(国際生活機能分類)の考え方は、問題を見つけるためのアセスメントから、生活における「したいこと」「できること」「していること」に視点をおいて情報を収集し「生活実現」を目標とした視点で考えていくとの考え方である。また、ICFの考え方だけではなくさまざまなアセスメントを利用してプランを作り、何よりも利用者本人、家族にわかりやすいケアプランでなくてはならない。

  今後施設のケアプランは、ユニットケア、グループケアヘの移行に伴い、アセスメントやケアプランは今までの既存のものではなく、地域に合ったサービスが提供できる、その施設独自のケアプラン様式で作成されていくようになるのではないか。そして、施設のケアマネージャーは本人の意向を聞ける「代弁者」であり、地域で築いてきた生活の継続ができるだけ施設の中でも継続できるようなケアプラン作成の必要性が求められて来る。




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