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【No,242】 |
施設名: 特別養護老人ホーム 高清水寿光園 |
職名: 生活相談員 |
氏名: 後藤 聡宏 |
「ボランティアコーディネーターとして」 |
高清水寿光園は、歴史も古く、今年度、創立三十五周年を迎えておりますが、土崎の住宅地に位置する立地条件や地域への施設開放方針などから、特筆すべきは、ボランティアの支えの多さではないかと思っております。
年間、ボランティア活動で来園される数は千人を超え、最近は、小・中学生の体験学習による訪問も増え、うれしい悲鳴をあげているところです。
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ボランティアコーディネーターを担当して二年になりますが、その受け入れには、当施設職員との良好な関係づくりやボランティアが活動しやすい環境づくりに配慮するとともに、施設や利用者のニーズ等に対する理解が深められ、納得した上でのプログラム編成による実践を図っているところです。
中でも、ボランティアのみなさんには、籐細工や手芸、書道、唄、ゲートボール等、八つのクラブ活動において、細かいミーティングと時々の利用者の希望や体調等に合わせた、変化に富んだプログラムは、施設全体に活気がみなぎり、しかも、利用者に大きな喜びと家庭的な雰囲気での献身的な世話を受けられ、深く生きがいを感じとっておられます。
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また、昨年から、利用者が自然とのふれあいの中で、活き活きと活動が送れるようにと願い、施設の前庭に「花の楽園づくり」を計画したところ、土壌づくりや播種、苗の植え付け、草とり作業等に積極的に参加していただき、四季折々の見事な花に、利用者の楽しむ姿は忘れることができません。
一方、地区社協やボランティアグループの会員研修の応援や活動の場の提供に努め、さらに強い連携を図ることができたと思っております。
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また、年一回、来訪されるボランティアの意見や要望等を聞く機会として開催している「ボランティア懇談の集い」も二十回目を数え、年々相互の連携強化に確かな手応えを感じております。
今後も、善意の輪が大きく、太い絆になることを心に期して「支えて、支えられて」をモットーに、コーディネーターは今日も頑張っております。
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