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【No,250】
施設名:
真森苑デイサービスセンター
職名:
生活相談員
氏名:
佐藤 多万喜
「臭い経験?」
面接等で訪問する機会がありますが、犬や猫を飼っているお宅を多く見かけます。玄関までお出迎えをしてくれる猫もいれば隠れてしまう猫、手荒く吠える犬もいれば全然吠えずにしっぽを振って近づいてくる犬も居り、性格も様々。
この間、面接で訪問したお宅では白い猫ちゃんが手で扉を開けて「いらっしゃい、良く来たね」と言わんばかりにすり寄り、歓迎の挨拶を受ける場面がありました。猫好きな私にとっては楽しい一時ですが、同行している看護師は猫アレルギーだとかで大変な様子。面接時間もいつもより短めに終了。
また毎日の送迎時、飼い犬に見送られる方もいて「おばあちゃん出かけるんだ」と寂しそうな表情を見せます。反対に帰りは送迎車両をみつけ「おばあちゃん帰ってきた」と思いっきりしっぽを振って嬉しそうにはしゃぐ様子に、犬の可愛らしさを感じます。
あるご利用者のお宅で子犬を買ってきたとの事で、玄関に新しい犬小屋が置いてありました。首輪には名札がついており「源太」と書いていました。送迎に行く度にそのかわいらしい姿を見る事ができ、成長する様子が楽しみの一つとなっていました。
そして11月も下旬、日も短くなり、最後に送り届けた時には辺りも暗くなっていました。車から降りて玄関まで送り、挨拶をして車に戻って少し走り出した時のことです。
車内になにやら異臭が漂いはじめ同乗のスタッフも気づいた様子で、気まずい雰囲気。自分では漏らしたつもりはなかったが、自信もなく確認してみる。どうやらセーフ。まさか同乗のスタッフか?などと疑ってみたり、臭う車内でいろいろ思案。
「あ゛〜」と犬の事を思い出し、途中で停車し自分のテニスシューズの底をみてみると、臭いを伴うあの黄色い物体が細かい溝に埋まっているのを発見。どうにもならず、窓を開けると寒く、閉めたままヒーターの利いた車内で臭いと共にむなしい気持ちのまま帰苑。
それ以来、そのお宅へ行く時は足下に気を付けています。皆さんはこんな経験ありませんか?
ps ・「フロアーマットにも少し付着していたため3日ほど臭っていました。」
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