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【No,253】 |
施設名: 特別養護老人ホーム 花の家 |
職名: 介護副主任 |
氏名: 萩谷 節裕 |
排泄ケアの取り組みについて |
私達の施設では開設当時オムツやパット類を何枚も重ねて使用していたが、通気性の悪さから皮膚へのトラブルが目立ち始めた。そこで皮膚への負担を減らす為、通気性の良いオムツと尿取パットという当て方に切り替えた。その結果、以前に比べ皮膚のトフブルは軽減され、更に日中はオムツ1枚の対応を試みた。
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しかし利用者の方の中には尿量が少ない方もおり、オムツ1枚の交換ではコストも上がり、通気性が良くても適切なオムツの使い方ではないのではないかという意見が聞かれた。
そこで、一人一人の排泄パタ−ンをつかむため、24時間の排泄状況の記録をおこないADL等の状況と合わせてオムツから紙パンツに、紙パンツから布パンツに変更できる利用者の方を検討した。
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また看護師から皮膚疾患について学び、それにより再度通気性の良いオムツに尿取パットを使用することにした。そして何人かの利用者はオムツをはずし紙パンツに変更、トイレでの排泄が可能になり現在もその状況を保つている。
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これからも現在おこなっている排泄ケアを継続し、皮膚トラブルや尿漏れがある方の問題点を改善できるように取り組んでいき、利用者一人一人にあった排泄ケアを日指し、より快適な暮らしに近づけたい。
そのためにはオムツに排泄するのではなく、トイレで排泄することを理想とし、他施設での情報や知識を取り入れ進めていきたいと思っている。
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