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研修案内
【No,266】
施設名:
特別養護老人ホーム わかば園
職名:
生活相談員兼介護支援専門員
氏名:
鈴木 典子
「認知症高齢者の身体拘束廃止の実践に向けて」の研修を終えて
「身体拘束廃止を実践するには、廃止という考え方から入るのではなく、認知症を理解した上で、行動障害により起こりうる危険を回避するために、やむを得ず身体拘束を行なうという発想が基本である。」という講師の考え方に共感しました。
当園でも異食やふらつき歩行、帰宅願望などの方が入居されていますが、その行動にはその人なりの原因があるため、原因を探り、快の方向に導き、居心地の良い環境を作っていくことが大切だと感じました。ともすると認知症の行動障害を皆の輪からはみ出た困った人≠ニいう捉え方をする傾向にあったように思います。
研修に参加して、認知症の行動障害には、その人なりの行動をとる原因があるため、それを発見するために充分観察・アセスメントし、予測を立てて対応していくことが大切だと感じました。
認知症高齢者も大切なひとりの人間である≠ニいう当たり前のことが、日々の業務の中で忘れがちになってはならないのではないでしょうか。その人の認知症の状態、心理状態を客観的に捉え、その人が発しているメッセージをつかみ、対応していくことの大切さを改めて感じました。
また、講師の先生から、「介護者の技術力不足による身体拘束があるのではないか。」という言葉を聴き、これから仕事をしていく上で、自分自身に常に問いかけていかなければならないと感じた研修会でした。
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