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【No,269】
施設名: 秋田聖徳会養護老人ホーム
職名: 生活相談員 氏名: 荒谷 亨
新型養護老人ホームスタート


 平成18年4月の介護保険制度の改正により養護老人ホームにおいても介護保険が導入されることになり個別契約型または特定施設入居者生活介護に移行することになりました。
 全国のほとんどの養護老人ホームが特定施設へと移行し、当秋田聖徳会養護老人ホームも外部介護サービス利用型措置(特定)施設として平成18年10月にスタートしました。
 養護老人ホームの動向については、このリレーコラムの中でも映月荘の萱森施設長をはじめ、県内養護老人ホーム職員の方々も記載されていたのでご覧になった方もあると思います。
 新型養護老人ホームがどのように変わったかといいますと、基本的には措置施設ですが、入居者が自立した生活を営み、社会的活動に参加するために必要な指導及び訓練等の援助を行い、入居者のニーズに十分な対応ができるようソーシャルワーク機能の強化を図るとともに、地域に戻って自立した生活を送れるように支援することや地域の社会的な援護を要する高齢者に対しても必要な支援を行う地域福祉の拠点として位置づけられました。介護ニーズに対しては、介護保険サービスを外部より利用する仕組みとなったため、要介護等状態の有無に関わらず入所措置が可能となりました。
(※細かく説明するとこのコラムだけでは書ききれませんので省略させていただきます)

  このように今までの養護老人ホームの機能とは大きく変わる形となり、自立支援に向けた援助をしていく一方で介護ニーズに対しては外部のサービス提供事業者と契約することにより入居者の状態に応じたサービス提供を行うことになりました。
 ここで、実際の現状についてお話ししたいと思いましたが、概要の説明だけで規定の文字数に達してしまいましたので、このことについては、この後このコラムが控えている養護老人ホームの「仲間」の皆さんにお願いすることにしたいと思いますので、補足の点などを含め、よろしくお願いしたいと思います。

  最後に新型養護がスタートしてからは本当に試行錯誤の1年でした。特に介護ニーズに対しての外部サービスの提供について、ほとんどの施設が自前で訪問介護事業所を立ち上げたと聞いておりますが、兼務職員の常勤換算や提供時間、いろいろな疑問が生じては、たくさんの皆さんにアドバイスを頂きました。このコラム上でお礼申し上げるとともに、今後も福祉に携わる「仲間」として、お力を添えていただけたらと思います。




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