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【No,292】
施設名: ケアハウス ぶなの森
職名: 生活相談員 氏名: 川尻 栄子
ケアハウスで生き生きと。


 特別養護老人ホーム「海光苑」の併設施設として、平成11年11月に開設してから丸八年が過ぎました。現在男性2名、女性13名と15名の方が利用されています。最高齢者は95歳の男性の方で散歩を日課としており足腰が弱くならないよう頑張っています。現在開設当初からの利用者は2名になりました。以前の仲間の事を懐かしく話して下さったり、また、自分達だけになってしまって寂しさを感じている等と話されたりと年月を感じています。要支援・要介護認定を受けている方が11名おり、皆さんそれぞれデイサービスやホームヘルパー等を利用され、ご自分の体調にあった生活を過ごされております。
 開設当初から見ると、ケアハウスでの行事も格段と多くなり、皆さん結構忙しい毎日を過ごしております。日課の午前中のリハビリ体操では10時からの体操に9時半頃から集まりだし、時間前の会話を楽しみながら体操が始まるのを待っています。要介護から要支援に変更になった方もおり、体操の効果かな・・・と思ったりもしてます。レクリエーションも週ごとに何を行うか決めて実施しており、特に、クラフト作りでは積極的に皆さん取り組まれております。自分の作品を見て喜んだり、がっかりしたりと笑いがおきたりしますが、製作過程を楽しんで頂ければと思っています。今年度はボランテイアにお願いして、フラワーボトルを作成しました。季節の花々をアレンジして瓶に入れ乾燥させた物です。町の文化祭にも出品し成果を楽しみました。また茶道裏千家淡交会準教授の資格をもつ施設職員がおり、年に数回利用者の方に抹茶と季節の和菓子も楽しんで頂いています。

  外出は、月一回の外食ドライブ、個別ドライブ、日帰り旅行、個別日帰り旅行と皆さんの希望を取り入れて実施しております。今年度は、わらび劇場の「小野小町」の観劇に行ってきました。劇団員の演技に魅了され皆さん感激しながら見入ってました。また数人で男鹿の水族館にも出かけました。施設のすぐ側を走る五能線「リゾートしらかみ」にも乗車しました。遠くに行かれない方には、近場で個別買い物ドライブを楽しんで頂いています。ご家族の面会時等、嬉しそうに外出することを話されている姿を見るのは施設としても嬉しい限りです。ただ、外出に参加されない利用者もおり声掛けにも良い返事が頂けなかったりと課題もあります。多数参加して頂けるよう工夫していきたいと思います。

  利用者の高齢化も進み、健康面に留意しながら皆さんがケアハウスで楽しく、生き生きと生活出来るよう今後もお世話させて頂きたいと思っております。




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