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【No,298】
施設名: 特別養護老人ホーム 偕生園
職名: 施設長 氏名: 佐藤 哲彦
「気づき」は「想う気持ち」から


 「ヒヤリ・ハット」のお話しを県内施設でさせてもらう機会がありました。言葉のとおり「ヒヤリ」と「ハット」したことは日常生活の中でもあるのですが、気づかないのでは「ヒヤリ」とも「ハット」もしません。
 同じ花を見ても自分が感じることと、他人が感ずることが全く違うことを体験したことがないでしょうか。「違うこと」って変なの?
 「自分のことをどれだけ知ってるだろうか。」と思うことしばしば…振り返ることもしばしば…反省の数々…「あ〜あ」を「い〜い」と自らに思い含めることしばしば…自身のことを。
 感じ方は、自身の感覚や経験によってさまざまですが、たくさんの感じ方を「気づき」にすれば他者の感じ方に共感できると思います。

  事故防止(リスクマネジメント)のための「ヒヤリ・ハット」は、起きる前の気づきですが、事故にいたらなかったこと以外にもたくさんの例が周りに潜んでいるはずです。
 リスクを会費するだけでなく、利用者援助の際には特に「五感(視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚)」と「感性(感受性・体験内容・感覚的)」を意識しながら「想う気持ち」に重ねることができれば良いですね。

  「いつ、どんなふうに気づくの?」と問われると「一番最初の仕事です。」と答えたい。出勤時にしっかりと周りを見てますか。いつもある風景と今日は違うところはありませんか。施設内物品の配置や不具合あるところ、利用者の方々のお姿はどうですか。
 昨日は「気づかなかった。」けど「少し違うのかな。」と感ずることがないかを自問してみることを意識することを習慣づければ「気づき」が増えて相手を「想う気持ち」にもつながることと思います。
 「あなたは、良く気がつくね。」と相手から受け入れていただけた時のお褒めの言葉は、こちらも嬉しいものです。
 自分から相手を知ろうとする…「気持ち」と「行動」をこれからも持ち続けたいものです。




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