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【No，313】
施設名：
特別養護老人ホーム 神山荘
職名：
介護職員
氏名：
渡部 幸子
特養ホームの今
神山荘は大館市花岡町にある開設２１年になる施設です。入所定員５５名にショートステイ１５名を併設しています。他の特養同様、介護度５の方が半数以上を占めています。経管栄養の方、様々な病気を抱え通院や入院を繰り返す方が増え、まるで療養病棟を思わせるような現状です。常勤医師不在の中で看護も介護も利用者さんも大変なことは言わずともご理解いただけると思います。
そういった重症の方に対応する一方、ショートステイは認知症による徘徊等の問題行動のある方など、まさにレベル低下急性期の方のご利用が多く、常に見守りを必要とされる方が増えています。介護職員の負担も増加の一途です。
今年度ショートステイ利用者の方が２名転倒骨折するという事故が発生しました。どちらのケースも職員はさまざまなことを想定し、対応していたにもかかわらず、事故がはっせいしたことにより非常に大きなショックを受けました。仕事を続けていくことに不安を感じ自信を失いかけました。神山荘では早くに事故防止対策委員会を立ち上げ、毎月ヒヤリハット報告、事故報告を受け、対応策について話し合い、留意すべき点について全職員に周知してもらっています。
事故は１００パーセント防げるものではありませんが、最大限の努力をしています。高齢者の虐待などの問題もあり、身体拘束については厳しい法令があります。拘束をせず、なおかつ事故のないように生活して頂きたいとは思っていますが、現在の利用者さんの状況ではマンパワーも追いつかず、離床センサーなどの介護機器の導入も検討しているところです。
今後も利用者の皆さんが安心して楽しく生活できるような施設づくりを目指したいと思います。
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秋田県老人福祉施設協議会
〒010-0922 秋田市旭北栄町1-5 秋田県社会福祉会館内
TEL 018-864-2715 FAX 018-864-2877
神山荘は大館市花岡町にある開設２１年になる施設です。入所定員５５名にショートステイ１５名を併設しています。他の特養同様、介護度５の方が半数以上を占めています。経管栄養の方、様々な病気を抱え通院や入院を繰り返す方が増え、まるで療養病棟を思わせるような現状です。常勤医師不在の中で看護も介護も利用者さんも大変なことは言わずともご理解いただけると思います。
