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【No,314】
施設名:
ケアハウス土崎
職名:
生活相談員
氏名:
川辺 雄平
地域におけるケアハウスの役割
商店街の中央に位置し、銀行、郵便局そして医療機関もすぐ目の前にあるという優れた立地性と、駅やバス停に程近いという利便性を兼ね備え、常に地域を身近に感じることのできる活気に溢れた都市型ケアハウスとして、平成16年1月に開設してから、ケアハウス土崎も4年が経過し、入居相談・入居申込数を統計しても、年々地域から認知される施設となってきました。特に昨年からは地域包括支援センターの開設に伴い、それまで以上に地域からの入居相談が増えたように思います。
誰しも可能な限り在宅での生活を続けたいという気持ちを持っています。しかし、今後先の生活を考えた時にどうしても身体的・精神的に不安が生じてきます。高齢者にとって、自立した生活を送るということは、健康面や栄養面、緊急時における対応まで、常に生活の1場面1場面で不安と直面することであり、それらを抱えながら生活を送ることであると思います。
また、誰しも可能な限り住み慣れた地域社会で安心した生活を続けたいという気持ちも持っています。住み慣れた地域を離れて生活することは、高齢者にとってさらなる不安を作り上げることであり、精神的な不安を増徴させることに繋がると思います。
慣れ親しんだ地域を離れることなく、できるだけ在宅に近い環境の下、尚且つプライベートな空間(居室)を確保しながら、不安なく日々の生活を送る。それをもって健康で、生き生きと、活気に溢れた生活を送る。今後も単身高齢者あるいは高齢者夫婦世帯の増加が進む中で、地域において「在宅」と「施設」以外の「住まい」として期待されるケアハウスの役割を十分に自覚し、基本的なサービス内容の向上はもちろん、安心とやすらぎを提供できる地域密着型のケアハウスを目指していきたいと思います。
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