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【No,359】
施設名: 特別養護老人ホーム 蕉風苑
職名: 施設長 氏名: 和田 仁
あらためて感染症対策を考える


 春が過ぎ、初夏を思わせる気候が心地よい今日この頃であります。
 私ども高齢者施設は、常に高齢者の健康と安全を考えてサービスの提供をしていかなければならないのは、至極当然のことではあります。その中で、このたびの冬期間もノロウィルス、インフルエンザウィルス等の集団感染対策に取り組んで参りました。
 今回はこのコラムを執筆する機会を得ましたので、私どもが行っている感染症対策を紹介してみたいと考えました。もし、私どもが行っている対策に、問題点等がありましたらご指摘いただければ幸いです。
 それでは箇条書きで記載いたします。
1、職員は出勤時に外靴の靴底を施設に入る前に消毒する。
2、続いて内靴に履き替えたら内靴の靴底を消毒する。
3、靴箱を定期的に消毒液で噴霧消毒を行う。
4、ユニフォームに着替えた後、手洗い、うがいを行う。
5、業務で外出した職員は、1〜4を繰り返す。

  次に来苑者にお願いしていることです。
1、来苑者が苑内に入る際は、総ての人に手洗いうがいを促す。(この取組は浸透してきていて、面会者等は100%近く行ってもらっている。)
2、来苑者が使用したスリッパは、一度、箱に入れてもらい、職員が消毒してから再度使用する。
3、施設入り口には、感染症対策の張り紙を行い、広く注意を促す。

  以上このような取組は冬期間に止めず、通年行っております。もちろんこの他にも、職員研修や職員相互のチェック体制等も行っております。やはり、感染症は施設外から持ち込まれるものと考えて、対策を実施しております。実はこの対策を行うことの波及効果で、冬場に職員が風邪等で体調を崩すことが少なくなりました。
 これからの季節は、食中毒等に注意を払わなければならない時期なります。これからも職員一丸となって気を引き締めて参りたいと考えます。




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