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【No,379】
施設名:
東光苑
職名:
生活相談員
氏名:
畠山 孝
いま、思うこと
昨日昨年度も自殺者が3万人を超えたと報道されていた。うつ病などの病気や経済苦が主要な原因に挙げられている。県をはじめとして各種民間団体の活動も功を奏しているようだが、大幅な減少をみるのはいつのことであろうか。啓蒙活動もあり病気などに対する正確な情報などは広くしられてきているようにも思うが、大切な人と人とのコミュニケーション能力をもっと力強いものにできればと思う。
仕事に従事しているとき、福祉施設での仕事は利用者や家族、地域との交わりであるため、専門家としての技術が必要である。はっきりとコミュニケーションを専門的にとらえ、訓練し向上せしめていくことが必要であると思う。それは施設長をはじめ全員が取り組まなければならない課題である。介護職であればいつまでも「私は思っちゃったことを言っちゃうタイプなんですよ」とか不安になっているあるいは興奮している利用者と同じように不安になったり興奮したらどうなるでしょう。
それは仕事以外のときの話であってほしい、でも人によっては仕事と仕事以外の線引きが難しい人もいるな。訓練することが必要であるとはわかっていても、さてどうやってというのが本音です。一人でも専門的にスーパーバイザーでもいればいいのかな。そう話すと施設では相談員になってしまうんでしょうか?それだけの仕事ではないからと逃げるわけにも行かず。1日のうちで一定の時間をそれに費やそうと決心し施設のコミュニケーション意識を高めていければと思います。ただ注意されたからと思われては表面だけのことになってしまいます。発する者と受ける者の意識のずれがあればストレスは残り成果は上がらずです。そういう意味では私のコミュニケーション能力が問われる試練の場となりそうです。
介護の仕事はすることであり、人と交わることであると思う。することはある程度議論し目に見える形で残るが交わることは見えにくい。専門的になればなるほど検証できる見える部分に光が当てられていくような気がするが、私たちの社会に対する使命をもう一度考えて見る必要があるのではないだろうか。
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