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【No,385】
施設名:
ビハーラ横手 小規模多機能型居宅介護事業所ぬくもり 介護予防デイサービスセンターかがやき
職名:
管理者兼ケアマネジャー
氏名:
渡邉 浩二
介護保険法改正に伴う新規事業の普及について
平成18年4月の法改正にあわせ、当法人も地域密着型サービスと介護予防通所介護を新たに開所しました。場所は旧横手市郊外の田園の中にあります。
開所して半年ほどは、地域住民はもちろんのこと、関係機関でも全く内容をしらないことが多く、特に小規模多機能型居宅介護については事業挨拶に行っても『それは何?』という反応ばかりでした。1年後、たまたま大きな研修会で事業内容を発表する機会があったのですが、同様の反応でした。あれやこれやの手段を講じて啓蒙活動をしましたが、あまり効果がなく・・・。事業を広く知ってもらうためにはどうしたらよいか。散々悩んだ結果、困難事例に近いようなケースを積極的に受けることでした。
開所して約2年半が経ちました。その間、色々な方を受け入れ、対応しました。胃ろうで寝たりきりの方、重度の認知症の方、他のデイサービスで帰宅欲求が強く対応できないと言われた方、障害がある独居の方など。その甲斐もあり、現在では利用される方も定員いっぱい。また利用したいと言う相談も何件も来るようになりました。
介護予防通所介護については、また違った大変さがありました。当事業所は介護予防通所介護単独として開所。開所当初より、内容については、横手市健康の駅推進室より助言をもらい、また事業普及については、横手市包括支援センサーと連携を図りながら進めていきましたが、こちらも思うように地域に浸透するには至らず。結局、半年程は一日の利用者数が一桁と言う事もありました。この事業に関しては、地域のいきいきサロンや各種婦人会の集まりへの出前講義、また施設の体験利用開催などを経ることで、地域に少しずつ事業が浸透し、現在では大勢の方に利用してもらえるまでになりました。
横手市で平成18年4月から小規模多機能型居宅介護事業や介護予防通所介護事業を始めたのは当法人のみでした。どちらも地域の方を対象と考えて始めた事業でしたが、なかなかその地域に浸透できませんでした。やっと2年が経ち、地域に馴染めた施設(サービス)になったように感じます。今まではいかに施設に来てもらうかを目標にしていましたが、今後は蓄積したノウハウ(認知症介護や介護予防運動など)をいかに地域に出向いて還元できるかを目標に頑張って行きたいと思います。
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