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【No，388】
施設名：
特別養護老人ホーム藤里
職名：
介護員
氏名：
小森 宣子
過ごしやすい空間を目指して
特別養護老人ホーム藤里は、平成3年4月に入所定員50名、ショートステイ定員8名で開設しました。当施設では利用者一人ひとりの気持ちを尊重した個別的なケアを基本に据え、既存施設でのユニットケアを目指しております。建物の構造を利用して大きく2つのユニットで利用者の支援をしており、できるだけ家庭の雰囲気を演出できるように努めていますが、既存施設ゆえ改修等にいろいろと制限があって思うような空間ができないのが現状です。
それでも、一部共有空間の整備、利用者の特性に合わせた畳部屋の整備、個々の利用者が使用しやすいタンス等を整備しました。そのおかげで以前よりは個々の利用者が生き生きして、少しずつではありますが、その人らしい支援ができていると感じています。
今年から利用者の生きがい支援として、バケツを利用した「水田」を作っています。6/5、付近の田植えが終わった頃、職員が自宅から苗や田んぼの土を持ってきてバケツに入れ、利用者が数人で「苗植え」を行いました。ほとんどの方が何十年ぶりで苗を植えたと喜んでいたようです。ホールの窓から見えるところに置いて、日々成長していく苗を見て楽しんでいます。単調がちな施設生活の中で、楽しみが一つ増えました。秋には稲刈りができるほど実ってくれるといいですね。
私は、介護業務に就いて1年半とまだまだですが、利用者にとって生活の場である事を忘れず、これからも気持ち良く過ごして頂けるような空間作りに励んでいきたいと思っています。
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秋田県老人福祉施設協議会
〒010-0922 秋田市旭北栄町1-5 秋田県社会福祉会館内
TEL 018-864-2715 FAX 018-864-2877
今年から利用者の生きがい支援として、バケツを利用した「水田」を作っています。6/5、付近の田植えが終わった頃、職員が自宅から苗や田んぼの土を持ってきてバケツに入れ、利用者が数人で「苗植え」を行いました。ほとんどの方が何十年ぶりで苗を植えたと喜んでいたようです。ホールの窓から見えるところに置いて、日々成長していく苗を見て楽しんでいます。単調がちな施設生活の中で、楽しみが一つ増えました。秋には稲刈りができるほど実ってくれるといいですね。
