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【No,403】
施設名:
ロートピア仙南
職名:
栄養士
氏名:
高橋 久美子
「食」は生きる源
食事は生きる源。人間にとって一番大切なことだと私は思います。楽しみの一つであり、食べることが生きがいにも繋がっていきます。食事の自立=生きることへの自立ではないでしょうか。自分で食べられ、口から摂るという事が生きていくうえで何よりの栄養確保と考えています。その為、私が日々の献立を考える上で欠かせないのが利用者さんの生の声を聞くことです。利用者さんの食事どきの様子を見て回り、食事の内容や味、また他に食べたいものを聞くと同時に、食欲の有無や介護士・看護師からの情報を自分の目で確認し利用者さんの状態の把握をするように心がけ、実施しています。
食べたいものをという事から、通常のバイキング食に加え、先日おやつバイキングを初めて行ってみました。利用者さからは「好きなものを選んで食べられて嬉しい。」ととても喜んで頂きました。その喜びを仕事のやりがいに変えて、今後もバイキング食や行事食など楽しみの持てる食事の機会を増やし厨房職員一同心を込めて提供して行きたいと思います。
又、食材の安全性・旬の食材の栄養価に加え、新鮮でおいしいものを出したい思いから当施設では裏庭の畑を利用してボランティアさんの全面協力により、ナス・トマト・カボチャなどを少しですが植えています。無農薬で取れたて野菜を新鮮に食べられるだけあり、そのうまさは格別です。利用者さんからの野菜作りのアドバイスは、「さすが人生の大先輩!!」と感激しました。食の楽しみの一つにもなり、一緒に収穫をすることで楽しみや、会話も弾み利用者さんの素敵な笑顔にも出会えました。
これからも職員との連携の中で、最後まで喜んでたべてもらえる食の提供を目指し、手作りおやつなどにも工夫を凝らし満足していただけるよう、そして常に一栄養士として「生きる源」となれる食を追及していきたいと思います。
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