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研修案内
【No,406】
施設名:
特別養護老人ホーム和幸苑
職名:
施設長補佐兼相談員
氏名:
鈴木 元章
職員のスキルアップを目指して
今年度の事業計画として、心のこもったサービスの提供「一人ひとりがいきいき輝いて」を各事業所共通の重点目標にあげ、利用者に対しては「笑いのあるケア」をテーマにサービスを進めていくことにしました。この一人ひとりとは、利用者はもちろんのこと職員もやりがいのある魅力ある職場づくりを目指すという意味も含まれています。
その一環として、職員の育成・スキルアップ、各種委員会活動の啓発も行っています。今回はその中から、研修委員会と協働しての職員苑内研修の取り組みをご紹介します。
今まで施設外研修への参加は、ある程度希望も取り入れますが、どちらかといえば上司からの命令と単純に輪番制という形が多く、職員は研修に対し受け身の姿勢だったわけです。また、どこの施設でもそうだと思いますが、研修等に参加した場合、復命報告を行います。当施設では、参加者が復命書を作成し、職員会議で発表したり各部署へ回覧するという形でした。しかし、これでは報告は上っ面だけで業務へのフィードバックという点では不十分です。そこで、今年は研修に参加した職員が自ら資料を作成、講師も努め、お互いが学び合うというシステムを取り入れてみました。
今年度、何度か復命報告会を行いましたが、職員はあえて自由参加という形にしました。職員の自己啓発意識を信じ、参加者が多いように祈る気持ちでしたが、結果として多くの職員が参加してくれました。うん、うちの施設もすてたものではない(笑)。また講師もパワーポイントやプロジェクターに挑戦し、軽妙で冗談も交えた語り口など、堂々とした講師っぷりで、大好評を博しました。復命内容も過不足なく伝えるもので成功を収めることができたようです。講師の一人は、「もちろん緊張したが、講師として再度勉強し、より深く内容を理解できたように思う。ただ、二度とやりたくないけど(笑)。」と苦笑いしていました。
「笑い」ながら楽しんで互いに自己を高め合う、というこの復命報告会を継続していくことで、職員も利用者も共に笑いながら過ごすことができる「理想の施設づくり」のきっかけになれば、と思います。
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