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職名 日本社会事業大学長 |
氏名 京極 高宣 |
要支援・要介護1の利用者について@ |
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〔質問1〕
要支援・要介護1の利用者について
〔回答1〕
本日お集りのデイサービスセンターを運営している方は、利用者の半分以上が要支援や要介護1の方だろうと思います。そして、その方々が利用できなくなると心配すると思いますが、原則的には一般的に排除することはありえないと思います。
ヘルパーの派遣はちょっと問題だなと思いますが、デイサービスについてはむしろ、友達ができたり、健康増進・リハビリ効果があると思います。PT・OTの専門的リハビリ、医学的なリハビリではありませんが、お年寄りの生きがいにも関係してきますので、私は排除しないように運動していくべきだと思っています。
「新予防給付」という新しい考えがあり、従来、予防給付というと要介護のサービスを前もって、予備的に使ってしまおうというように捉えられていました。もう少し中身を、最近流行りの筋トレやレクリエーションなどをもっと活用しなくてはいけないということで、前向きなサービスを「新予防給付」という言い方でしております。
「新」というと何でもかんでも新しくするという受け止め方をしますが、今までもやってきたことですが、積極的なサービス提供をできるようにしましょうということで、例えば転倒骨折予防や低栄養改善など様々なサービスを導入して前向きにやっていくということです。
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〔質問2〕
居宅サービス利用者の約5割を、本当に介護保険の対象から除外するのかどうか。
〔回答2〕
外すも何も本人が利用したらそれまでで、ただ、利用サービスをなるべく積極的なものに切り替えていくこと、介護給付をそのまま薄くのばして利用することではないことを考えていくと、例えばヘルパーか何かが来てもらうよりは、新予防給付を使って、そういう所に活動に出てもらう。
デイサービスについてはそんなに心配しなくてもいいのではないかと思います。
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〔質問3〕
その場合の具体的な受け皿について伺いたい。
〔回答3〕
受け皿というのは色々あるのですが、例えば要支援の方はこっちに行きなさいとか、そういったものはないです。それから、既存の市町村の健康増進・生きがい活動等も積極的に利用してもらうようにしていきます。
そういう時に、在宅介護支援センターが介護保険になってあまり使われておりませんので、もう少し支援センターとして使われるようにという構想は出ています。
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