|
|
| |
 |
| 職名 日本社会事業大学長 |
| 氏名 京極 高宣 |
| 旧措置入所者について② |
|
〔質問２〕
利用者負担の減免措置は廃止されるのか。
〔回答２〕
これは残ると思います。今だって社会福祉法人の場合は半額にしたり色々やっていますし、同時に制度的にも高額介護サービスとして月にどこで切るかという問題はあります。病院だって高額医療費があります。ただ、何で介護療養型施設だと50万円近く、一割負担で５万円払っているが、病院だと十数万でも３万７千円で切ってしまう。みんな病院へ流れてしまえばいいと矛盾を感じてしまう。
この制度そのものは低所得者の方が介護施設を利用できなくなってしまうから、やはり残してあげなければいけないし、残すと思います。
|
〔質問３〕
制度改正により、自己負担額や利用施設の変更等の説明責任はどこにあるのか。
〔回答３〕
都道府県さらに市町村で、住民に対し制度改正等について説明するとともに、行政だけではなく施設側も利用者に同じように説明する必要があります。
|
〔質問４〕
５年間の経過措置がどうなるのか
〔回答４〕
若干条件が変わってくると思いますが、具体的にどうなるかというのは議論がされていない。社会常識的に冷たい対応というのは、老人福祉法の主旨にも反するためないと思われるが、ただ経過措置とした以上はある程度の制約があるのではないかと思う。
|
|
|
|
 |
|
